平成27年4月15日、脳波測定をしてみたいと、及川賢一先生が体験セッションにお越し下さいました。
その時に測定した脳波が以下に掲載しているグラフです。(測定時間は2分間です)

ミッドα波(α2)の平均ボルテージと優勢率が突出していることが一目瞭然です。
表を見ると、分布率もミッドα波が最も多く占めていることが分かります。
このことは、「非常に落ち着いた意識集中状態」であることを示しています。
そして、スローα波(α1)とθ波の出現が非常に小さいことも特筆すべき点です。
よって、この時は単なる“リラックス”ではないと言えます
このように強いミッドα波が出ている時の精神状態を一言で言うと、“明鏡止水”です。
そして、とてもニュートラルな状態とも言えます。
この状態は、脳が大した活動をしていないということではありません。むしろ逆です。
このことに関連するセルシネの見解を、以下のブログ記事で紹介しています。
セルシネのブログ『人生成功 四方山辻説法。』
脳波センサーの配置「10-20法」の図をリニューアルしたことのご報告に代えて。
2014年10月11日投稿
リラックスする方向にも、逆にハイパフォーマンスを発揮する方向にも
スムーズに移行することが可能です。
「FM-828」のパルラックス・ライトは、このように判定しました。

及川賢一先生は、長年の尺八吹奏で腹式呼吸を体得されたそうです。
(腹式呼吸のマスターに長い年月が掛かるという意味ではありません)
それが本物であることがこの脳波測定結果からも分かります。
すでに、腹式呼吸解説の冊子とビデオも提供されています。

次回は、モデルの生徒さん役の脳波を、腹式呼吸のビフォー/アフターで測定し、
その結果を入れた解説ビデオを作成されるそうです。
今回の脳波測定で及川先生が本物であることが分かりましたので、
弊社も協同研究プロジェクトとして紹介させて頂くことになりました。
プロジェクトの進捗状況を本ページで紹介していきますので、楽しみにして頂ければ幸いです。
セルシネ・エイム研究所 代表 和田知浩
2015.4.20
|