2015年−年末のご挨拶
2015年−年末のご挨拶



SELSYNE                 号外 2015.12.31




               3誌共通号外




こんにちは。セルシネ・エイム研究所の和田知浩です。

今年もこうして「年末のご挨拶」をお届けする日が来ました。今、午後1時を回ったところです。今年は暖かい冬だなーと思っていた東京も、数日前から少々寒くなってきました。しかし、それでも南側の窓に近づくと太陽の恵みを感じられる暖かさでポカポカしています。

あなたの2015年は、どんな年でしたか?

私の2015年後半は、「ひきこもり」でした。

アファーメーション本の執筆を発意して十年以上が経過していますが、今年後半に入って一気に稿が進み、先日、一通り完成しました。

本書の予告ページを開設し、その進捗状況をお知らせしてきましたが、一昨日を以て更新を終了しました。
http://www.selsyne.com/aim/book/affirmation.htm

出版社や出版プロデューサーから声を掛けて頂いていましたが、執筆の完成が見えてきた12月に入ってからは私の方からもアプローチして、他の出版社や自費出版支援会社、或いは印刷会社と面談しました。

どのような形で出版するかは決めていなかったので、とにかく色んな方法をシミュレートしました。もちろん紙本以外にも、有料メルマガや電子書籍版も発売する予定です。また、セルシネに直接注文を下さる場合は、SSDSの新プログラムとしてご案内します。

SSDSとは、セルシネ・セルフ・ディレクション・システムの頭文字です。これまでに、速話聴取法のSSDSーBAC、メンタルトレーニングのSSDS-GAMを展開してきました。

SSDSーBACは以下URL。ただし、セット販売は終了しています。
http://www.selsyne.com/aim/products/ssds-bac/index.htm

SSDS-GAMは以下URL。
http://www.selsyne.com/aim/products/ssds-gam/jitugen/index.htm

これに、アファーメーション・システム「SSDS-○○」を追加します。○○部分も決まっていますが、この名称は改めて発表します。

こんな感じで、ここ数ヶ月の私の頭の中は、2016年になっていました。「あれ、今は2015年か」という感じです。

先日、出版業界の衰退を報じるニュースが流れました。今年の出版物販の市場規模は1.6兆円で、過去最大の落ち込み。書籍が1.9%減、雑誌が8.2%減だそうです。ちなみに、市場規模のピークは1996年の2兆6563億円だそうで、今年はその約6割の規模にまで落ちたということです。

今月大手出版社と面談した際には、パンフレットには「業界に風穴を開ける」的なことが社長の言葉として掲載されていましたが、担当者の口からは「この業界は小さな村社会ですから・・・」と漏れ、暗に(何かを)表明されました。

面白い!と思いました。この矛盾に自身はなかなか気づけないものです。風穴を開けるという志を持った会社が、いつの間にか壁になろうとしているのです。

もちろん、「初期の志」と「現行」が一致している、素晴らしいと思える会社もありました。

どの会社の人も「まず原稿を見せて下さい。アドバイスします」と異口同音におっしゃいます。しかし、データを提出することはどの会社にもせず、お会いしたときにPC画面やプリントでお見せするだけにしました。

広告やカタログのデータならばどんどん出すのですが、書籍の場合はやはり発売までに他のルートから漏れることをしたくないというのが、著者としての偽らざる気持ちでした。

こんな感じで、アファーメーション本の執筆と出版方法で私の頭の中はいっぱいでした。

しかし、今改めてセルシネ・ニュースやセルシネのサイト更新情報をさかのぼって見ると、色んなことを形にしてきたなーと思います。

今年は、2つの「プレミアム」を発売しました。プレミアムとは、「高級な」とか「上等な」という意味ですが、即ち、これまでのサービスと商品にグレードアップ版を設けたということです。

一つは、脳波センサーです。メーカー純正の脳波センサーに、ストラップを設けて測定精度と測定作業の効率をアップさせるものです。脳波測定現場での“改善”を商品化したもので、脳波を研究される先生達に喜ばれています。
http://www.selsyne.com/aim/products/sensorFM/index.htm

もう一つも脳波関連で、「脳波測定サービス」のグレードアップ版「プレミアム『脳波測定サービス』オールインワン」を用意しました。しかし、こちらの方は開店休業状態です。このサービスのニーズは沢山あると思いますが、セルシネか
らの「おーい、ここにこんなサービスがあるよー」という告知が不十分です。理由は、請け負ったら、それに掛ける時間と労力が必要だからです。実験準備から実験当日、そして、このサービスで新たに設けた「レポート・コンプリート」の作成などが必要です。今年後半は、アファーメーション本の執筆に集中したかったので、本サービスの本格的発信はしませんでした。しかし、いずれはしっかりと展開していきます。
http://www.selsyne.com/aim/nowhadas/sokutei-service.htm#premium

また、気律脳波の達人「ザ・マスター」検定に“再チャレンジ特割”を設けましたが、これも同じ理由で、今年4月以降は募集できませんでした。
http://www.selsyne.com/aim/finebrain/eeg/theMaster.htm

小さくて大きな変更もしました。セルシネの商品やサービスの全般的な料金改定です。これに伴い、税表記も全て外税に変えました。

税込金額を提示して、それでお客様に購入の意思決定をして頂くというのが私の考え方でしたが、その意識が変わってきました。来年には書籍を出版するというのも大きな理由です。全て、「○○○○円+税」という表記にしました。サイトの更新作業は大変でしたが、来年からの展開に向けてスッキリしました。

さらに小さいことでは、セルシネのウェブサイトに「ファビコン」を設置しました。ブラウザーのタブやお気に入りフォルダーで表示される小さなアイコンです。名前も知らなかったのですが、ネットで調べて作成しました。ファビコンとは、favorite iconの略で、「お気に入りアイコン」という意味だそうです。今さらながらですが、これも小さなスッキリです。

年々、年末感が薄くなっている私ですが、この「年末のご挨拶」を書いて、それから「紅白歌合戦」のテレビをつけるというルーティーンは今年も健在のようです。

それでは、良い年を迎えましょう。一年間ありがとうございました。



                   セルシネ・エイム研究所 和田 知浩





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