メタボリック症候群をぶっ飛ばせ!
メルマガ「何となく体調不良のまま人生送るんですか?」Vol.17(2006.6.9 配信)から抜粋

2006.6.14upload
こんにちは。快調ですかー。

近ごろ頻繁に、メタボリック症候群に関する情報が報道されていますね。あなたは大丈夫ですか? 私はどっぷりと症候群に浸かっちゃっています。40歳以上の男性で、3〜4人に1人がこの症候群に当てはまるそうです。

今号では、このメタボリック症候群から脱するためのメソッド(方法)をご紹介します。費用や道具、新たな時間を一切必要としない、私が私のために見つけた、日ごとに効果を実感しているとっておきのメソッドです。あと一歩で、症候群からさよならです。

メタボリックとは、新陳代謝という意味です。ですから、メタボリック症候群というのは、新陳代謝が滞っているがために起きている、病気一歩手前の状態なのです。

原因は次のような生活習慣にあります。
腹十分目まで食べてしまったり、間食、砂糖や塩の味付けが濃い、高カロリー/高脂肪の食事、緑黄色野菜が少ないなどの食習慣。短い距離でも車を使う、数階の移動でも階段を避ける、軽い運動もしなくなったなどの運動習慣。そして、度を超えたアルコールやタバコなどの嗜好習慣。恐らくあなたもこれらの習慣が良くないことはご存じでしょう。

これらの悪習慣によって、肥満、高脂血症、糖尿病、高血圧という生活習慣病、いわゆる「死の四重奏」が奏で始められるのです。それによって、まず動脈硬化が進み、その結果、心筋梗塞、脳梗塞、狭心症、閉塞性動脈硬化症などの発症につながり、果ては死に至るというわけです。

肥満を見分ける基準は、ウエスト径(へそまわり)が男性では85cm、女性では90cmだそうです。残念ながら、私はまだ基準をかなりオーバーしています。でもこの数週間のうちにどんどん減ってきています。就職して初めて買った革ジャンとズボン(約20年前)。思い出のそのズボンをまたはける日が現実味を帯びてきました。あと少なくとも5cm絞る必要がありそうですが、いけそうです。


なぜこのメソッドを考案したのかというと、それは「必要に迫られて」です。ただでさえ出ていた腹に、輪を掛けて、特に上腹部に贅肉が付いて・・・ 見るに堪えない悲惨な状態でした。食事をしても、すぐにお腹が一杯というか、圧迫された感じで食べられない状態でした。何かおかしい? 何かおかしい? と。あのままいけば、死の四重奏をフルに演奏して、50歳になる前にこの世とおさらばすることになったかもしれません。本メルマガの11号でご紹介した、「茹で蛙シンドローム」そのものでした。

ところがどっこい、私は立ち止まり考えました(ちょっと遅いけど)。そして、少なくとも私には効果てきめんのメソッドを見つけました。

冒頭でもお話ししたように、メタボリックとは新陳代謝という意味です。要は、これをコントロールすれば良いのです。とはいうものの、ちょっとした工夫が必要です。

以前に、別のメルマガ(『成功する人』と『失敗する人』の決定的な違い)でお話ししたことがありますが、こんな体験を私はしています。

もう10年以上も前になると思いますが、健康診断で中性脂肪(トリグリセリド)の値が800mg/dlを超えたことがあります。標準は150mg/dlまでですから、相当なもんです。医師から「豆腐と納豆をよく食べて、運動しなさい」と指導してもらい、それを忠実に実行しました。新宿高層ビルにあった会社から自宅の練馬まで、毎日1時間30分掛けて速歩で帰りました。食事も忠実に。すると、半年もしないうちに、中性脂肪の値が標準値まで下がりました。

でも今は無理です。とてもそんなことまでする気にはなれません。と、そんな時です。気になるところに両手をやり、ブルブルと上下に振動を加えたのです。ベルトをお腹に巻いて器械でブルブルと振動を加えるテレビショッピングの商品のように。すると、数分のうちにお腹のその部分が赤みを増し、チクチクジンジンと痺れる感覚があったのです。痺れた足に血液が流れ始めるように。そうです、弛(たる)みきったお腹にバイブレーションを加えたことで、毛細血管への血液循環が甦ったのです。

そして翌日、気がつきました。明らかにお腹の張りと出っ張り具合が違うことに。僅かな時間の刺激が「新陳代謝」を高めて、余分な脂肪を排出したのです。「内臓脂肪は、たまりやすく燃焼しやすい」と言われますが、身を以て実感しました。

また、バイブレーションを与える場所は、下腹部よりも上腹部の方が効果的と感じます。両手の小指がお臍の少し上あたり、親指は肋骨に掛かるぐらいです。お臍から下に皮下脂肪が付きやすいということの裏返しかもしれません。上腹部に付いている内臓脂肪は燃焼しやすいというわけでしょう。

さてここからです。こんなに短時間で、道具も必要なくできるなら、後は継続できるかがポイントです。私がこの数週間、苦もなく継続して効果がメキメキ現れている分けは・・・。

それは、「ながら、細切れ時間の有効活用」です。テレビを見ながら、トイレでしながら? そして、細切れ時間で一番良かったのは、パソコンの動作待ちのときです。10秒とか数十秒待たされるときがありますよね。そのときにブルブルブルっとやるのです。積算すると結構大きな時間になる待ち時間を、ネガティブタイムからポジティブタイムに逆転しました。貧乏揺すりを止めて手を動かせ! 
です。


以上が「出」のコントロールです。もちろん、歩いたり自転車をこいだりして、有酸素運動を楽しむことも効果的です。これらの「出」と並行して「入り」もコントロールしましょう。大切なのは、習慣の修正です。これが成功しないと、結局は元の木阿弥です。

あなたはペットボトルやコップに注いだ飲み物を飲むとき、一度にどの位ゴクゴクしますか? 私は5,6回やっていました。ゴクン、ゴクン、ゴクン、ゴクン、ゴクン、ゴクンと。これは恐らく中・高の野球部時代にできた癖です。炎天下での厳しい練習。当時は練習中に水を飲むなんて許されませんでしたから、お昼休憩や練習後に凄い勢いで飲んでいました。

ご飯も喉越しで味わっていました。適当に咀嚼して、後はゴクン、旨い、と。これらの習慣を改めました。飲むときは少量をゴクン、あるいはゴクン、ゴクンで止める。ご飯も少量ずつ良く噛んで食べる。数週間前から玄米にしました。これいいです。少量で満足します。時間を掛けてスローペースで飲食していると、満腹中枢に刺激が伝わって、生理的食欲は消えてしまいます。残るは習慣/心理的食欲のコントロールです。

自分の習慣を変えるときのコツは、今その瞬間をマネジメントするということです。長い時間、あるいは明日の自分の行動なんかには責任持てません。これまでの自分のパターンを振りかえれば思い知らされます。詳しい説明は省きますが、恐らくあなたは、今後飲むときや食べるとき「ゴクンで止めておこうか」「少しずつゆっくり噛んで味わってみようか」、と心をよぎるはずです。そのときの一瞬をセルフマネジメントできれば、あなたのダイエットは成功することでしょう。


プラスα情報。
身体の余分な脂を効率良く排泄してくれるのがレシチンです。脂と水の両方に親和性を発揮する「両親媒性」という特質の働きによります。レシチンは、卵黄や大豆(豆腐、納豆)に多く含まれており、ブルブル刺激を効率良く代謝につなげてくれます。

高機能レシチン「アルファベスト」(サプリメント)の情報を掲載しています。
http://www.selsyne.com/aim/supplement/lecithin/


ブログ連動「ちょっとクイズ」
★ちょっとクイズ

体重70kgの20歳代男性が速歩を60分間実行した場合、燃焼される体脂肪はおよそ何グラムでしょう。ただし、体脂肪が貢献する熱量は50%とします。(運動エネルギーには、脂肪の他、糖質やアミノ酸も使われます)

1.0.5g
2.9g
3.24g
4.800g

答えはこちらに掲載中
http://selsyne.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/1_1c0b.html







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